FX歴は実は古い。 とはいえ、儲かっているわけではない。 株式以上に気まぐれで、しかも通貨は企業で言う業績とういものがないので、長期で見ても予測は難しい。 なのに、なぜFXをやっているかだが、当初はほぼ外貨預金だと思ってやっていた。 FXっというと、危ない投資みたいな印象を持つ人も多い。 なぜなら、レバレッジを効かせて、突発の変動があったときなどは、投資金額以上の追金を請求される可能性があるからだ。 ただし、先物とは違ってFXは通常は強制ロスカットといって、元金がなくなる前に強制的に決済されるのだが、それも売り手と買い手がいて初めて売買が成立するのであって、買い手がほぼいない有事などの下落場面では、決済ができず、損失が膨らむ可能性があるということた。 ではなぜ、外貨預金という目的でFXを活用したかというと、すぐに決済できて、手数料が安いからだった。 FXとはいえ、レバレッジを低くして、証拠金を大目にもっていれば、レバレッジなし、つまり通常の外貨預金のようにドルを保持することができる。 もちろん、ドルの値上、値下の差益だけでなく、ちゃんと利子もつく。(通貨ペアの組み合わせによるが) 最近は、どの通貨も金利が低いのであまりこのメリットはないが、私が始めた当初はドルなんかでも数%あって、日本の銀行に預けるよりも金利は多く受け取れた。 ということで、ほぼFXでもほったらかしにしていたりしていたのだ。 つい先日、あまり活用していなかった証券会社の口座に10年くらい前に保有したドルが残っており、ほんの少しだけ利益が出ていたのは笑った。 こんな活用方法もあるのは知っておいても良いかもしれない。 ただ、レバレッジと証拠金の管理はしっかりしてください。
ただ、最近はFXも少しづつやってみたりしている。 これは外貨預金等よりも本来のFXとしての投資だ。 この場合はレバレッジがある程度効いているので、注文の際は損切注文も同時に出すのはもちろんのことた。 目的は株式暴落時、株やコモディティなど総崩れする中でも、その下落傾向に同調しない投資商品を持っておきたかったからだ。
FXにもファンダメタルという通貨変動の理屈を調べるやり方もあるが、株のような決算書があるわけではないので、素人にはわかりずらい。 ほとんどの人が、チャートの見て判断していると思う。 これをテクニカル分析という。 テクニカルは結果しか見ていないので、危険と言う人もいるが、超複雑な相場環境を、全て織り込んだ結果とみれば、究極のファンだメタルということもできる。 結局、チャートは人の気持ちの動きそのもので、その動き方は見ていて面白いものがある。 女心は気まぐれと言われるが、チャートも原理は同じだ。 これは株式投資のチャート分析でも役に立つので、練習と思ってやっている。
確率論で言えば、50%なので、一か八かでハイ&ローを賭ければ、プラマイゼロになるはずなのはわかっているが、それでもいろいろ考えて投資するのは、ゲームとしておもしろい。 残念ながら今のところ、確率論通り損も儲けもほとんどない。
写真:Csaba NagyによるPixabayからの画像