闘病記(好酸球性副鼻腔炎)

(4) 好酸球性副鼻腔炎 術後2日〜6日

2021/11/3 水曜日

 この日からデスクワークなら仕事もできるとのこと。 でも、できればやりたくない体調なので休みをとっておいて正解だった。まだ、鼻には脱脂綿が詰まったままなので、口呼吸は変わらない。 この辺は長年鼻炎を患ってきたので、それほど苦ではないがやっぱり口内が乾くのは辛い。 食欲もだいぶ戻ったが、そもそも味がしないので、それほど楽しみではない。 微熱は完全に下がったので体はだいぶ楽になった。 ちょうどこういう書き物もできるほど、集中力も保てるようになった。 お昼に近所のスーパーへ出かけるも、やっぱり疲れやすい。 結局午後は昼寝をしたりして、だらだら過ごすことになった。

2021/11/4 木曜日

 今日は朝に経過観察があった。 熱も痛みもないので順調とのこと。 鼻の中の詰め物を少し撮ったので、鼻が少し通るようになった。詰め物を取るときは痛みがあったが、事前に飲んでいた鎮痛薬で大したことはない。空気がはいるとこんなに鼻がスッキリするのかと驚いた。今後は鼻うがいのときに両側に通じて水が通るとのこと。そのときに黒い血のようなものが出たりすることもあるとのこと。 実際に鼻うがいをしたときにはそのようなものは出なかったが、夜鼻うがいをしたときは、いつも以上に鼻腔の中に水が入り、出てくる水の量も多くなった。 改めて、鼻腔が広がったのが認識できた。 その際に黒くはないが、血が混じったものが出てきた。鼻が通ったには違いないが、まだ匂いはない。 もちろん味もない。

2021/11/5 金曜日

 今日から仕事再開。 とはいえ、在宅勤務ではあるが、とはいえとはいえ、声を出す機会は増える。 鼻の通りは昨日よりは悪くなっている気がするが、まだちゃんと通じている。 ただし、臭覚はまだない。 仕事をするとパソコンと睨めっこすることになるので、老眼鏡が欠かせない。このメガネが鼻に悪さをする。 そう、鼻にあたるパッドがじわじわと痛みを誘う。 これほど鼻パッドレスのメガネが欲しくなったことはない。 まぁ、痛いとは言え大したことはないのだが。 鼻水、鼻血類は明らか位に少なくなった。 脱脂綿の交換頻度は4、5時間に一回。 しかも量は通常の1/2以下となった。 深く吸えば、脱脂綿が入った状態でも鼻から呼吸が多少できるようになる。

2021/11/6 土曜日

 特に大きな変化はない。 ただし、鼻血はほとんど出なくなったし、鼻水も微量となった。 それでも、感想を防ぐために鼻の穴に綿を詰めるのだが、湿って取るというよりも乾燥してカリカリになるくらいである。 鼻洗浄で少しではあるが、詰め物が流れでる。 面白いのはあるときは鼻が通って鼻洗浄がよくできたとおもったり、そうでなかったりとやる時間帯によって変わることだ。 ただし、現状でも匂いはない。 今日は夜の喉と口の渇きのために、湿り気の出るマスクを試してみる。

2021/11/7 日曜日

 症状は特に大きな変化はない。 鼻からの液体はほぼ出ない。 鼻洗浄で詰め物が少しづつ排出される。 鼻の通りはあるが、鼻呼吸だけではやはり少し苦しい。まだ、匂いもない。 何かの拍子に鼻を強めに触ると少し痛みがある。 もちろん、まだ何かが詰まっている違和感はあるのだが、気になるほどではない。 唯一困るのが就寝時の口の渇きだけである。