去年の10月からスタートしたプロジェクト街カルテがいよいよ完成しました。
自分で言うのもなんですが、本当によく歩きました(笑)
まずは、山手線内のみのエリアですが、それでも広さは63k㎡で東京ドーム1,300個分だそうですから大変なものです。 改めて、どうやってこれを作ったのかをご説明させていただきます。
【Making of 街カルテ】
1. 事務所で、調査するエリアの想定される似たような性質を持つ場所を区分けしておく
2. 現地へ出かけ、徒歩もしくは自転車でその区分けした境界線を確かめていく。しかし実際にはほとんどその通りにはならず、同様の特徴をもつエリアをさらに歩いて見極めて、エリア境界線を決定していきます。 基本的にエリアの境界線はほぼ全部目視で確認しています。 平均的な徒歩の取材の歩数は1万歩〜3万歩くらい歩きます。
3. 自宅に戻り、地図で囲ったエリアに相当する区街番地を特定していきます。 この作業が意外と面倒くさいです。 完璧に番地まで記載されている地図がないので、微妙なところは一つ一つクリックして番地を検索します。 また、新宿区などは町割が細かく、一つの町に400番地とかあるところもあるので、その整理が大変です。
4. 取材で肌で感じた感覚をもとに、エリアの評価づけを行います。 絶対的に正しい数値ではありませんが、少なくとも自分の基準ではブレがないように心がけますが、街の雰囲気がいいところはどうしても点数が甘くなります。 ただ、それも含めての評価値と考えているので、評価基準を厳密に設定することは今のところ考えていません。
5. 地図で、決定したエリアを色分けし、設定した評価値をグラフ化して、独断と偏見の文章を載せてアップします。
【街カルテのサービス内容】
街カルテは静かさ、密集度、お店の数、庶民感などの好みをインタビユーし、”あなただけの住むべきベストテン”を示すことができます。 また、路線価(土地の平均的な値段)もデータに入れているので、値段によるフィルタリングも可能です。 そのほか、坂が少ないエリア、飲み屋がある/ないのエリアなど、細かい設定も可能です。 これを元にエリアを定めて、具体的な物件探しをすれば、かなり満足度の高い住まい探しができると思います。
詳細は下記リンクの”不動産コンサルティング”のところをご覧ください。 2023/5まで、オープニングキャンペーン実施中です。 オンラインまたは面談で、お話をお伺いさせていただきながら、おすすめのエリアをご提案させていただきます。 お問い合わせから、ご予約ください。
https://omokagebashi-fudosan.com/サービスと料金/
また、自分が気になっているエリアがどんなエリアかは無料で検索できますので、文末のご案内を参照ください。
【街カルテとは】
町名などの行政区によらず、面影橋不動産独自の現地調査で特徴の似ている場所をエリア分けし、そのエリアを住居という観点で、各特徴ごとに評価し、数値化したものです。
・物件のあるエリアがどういったところか。(公開中)
・自分の好みのエリアがどこにあるか。(山手線内です)
というところをデータベースで瞬時に調べることがでるシステムです。
将来的にはエリアベースの地図プラットフォームにしたいと考えています。
【検索方法】
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