不動産業の免許を受けるためには、固定電話や複合機などの設備が必須だ。 今時はほとんど携帯電話で済ますことになるかとは思うのだが、決まりだからしょうがない。 携帯電話の使っていない機器は家にゴロゴロ転がってるが、残念ながら固定電話機や複合機などは余分な分は持っていないので、購入することになる。
こういった物を購入する時は、性格的にまずその物が必要なものかどうか、そして自分が必要なものはどんなものか、そしてどこで買うかを徹底的に調べる。 例えば、パソコンを買うとなれば、まず今のパソコンでこと足りないのかと自問したり、頭の中で使用時のシミュレーションをしてみる。 やっぱり必要となれば、どういった機能が必要で、どのくらいのスペックが必要かもネットなどで調べる。 そして、購入すべき商品候補が決まったら、どこが最安値で最短納期かをしらべて、どこで買うかを決定するというなことだ。 当然、電話や複合機も同じようなことをすることになる。 まず、それが必要か必要でないかは同じように考えて、必要だと判断した。 次にどの商品が良いかだが、固定電話もいろいろと機能があって迷いどころが多い。 大きな所ではビジネスフォンか家庭用の電話機かというところ。 そして、留守電の有無やワイヤレス機の有無、ボタンの配置など考えだすとキリがない。 これだけで、すでに半日くらいの時間を使ってしまった。
で、ふと考えた。 まだまだ、複合機やらいろいろ買ったり、契約しなければならないことがあるのに、こんな調子でやっていたら、肝心の事業の準備を進めることができないと思ったのだ。 時間は無限ではない。 ここはある程度の割り切りが必要だと思った。 まだ、運営がどのようになっていくかも分からないので、とにかく最小限の物を中古含めて、安く買うという方針だ。 とはいえ、最安値は狙わない。 ある程度満足のいく価格であれば、そこで決めるようにする。 たかが、価格を調べるにも、ヤフオク、メルカリ、Amazon、楽天、価格comなど調べるところはいっぱいあるからだ。 あとで、もっと安くて良いものがあることは覚悟するということだ。
何を今更、そんなことを大袈裟にいっているのかと思うかもしれない。 ただ、こういう調べたりすることは、個人的には嫌いではなくむしろ楽しんでやる方だ。 だから、無駄をなくすというよりも、個人的な楽しみは削って、業務体制を整えることに集中しようという意味なので、自分的には”割り切り”という覚悟が必要だった。
でも、ここまで書いてみて思ったのだが、これは会社の備品や契約にとどまらないことがわかった。 どんなものでも時間は無限でなない。 タイパ、コスパに優れた物を見つける行為は重要とは言え、時間をかけすぎてもよくない。 間違った選択に気づけば、その時点で方向修正すれば良いのだ。 一発で決めればかっこいいかもしれないが、ほとんどのことは、買ってしまえば、それがベストだったかの検証なんかしない。 唯一のリスクは、誰かから「なんでそんなの買ったの？」と指摘されることかな？？？
(26) ベスト・コスパな物を買う秘訣は？
