最近のもっぱらの悩みは、不動産実務の経験をどうやって積み重ねるかということだ。 もちろん、目的は不動産取引を漏れなく、滞りなく進めることなので、経験があるとかないとかは直接関係することではない。 ただ、いわゆるルーチン以外のことが起こり得るのが実務だ。 そういうところはやはり経験が物をいう。 そんな訳で、最近は不動産業に携わっている人に未経験で開業できるかどうかを聞いてみている。 大方の答えは、難しいが答えだ。 まぁ、予想通りではあるのだが、改めてその難しさを実感してきている。
実は個人的にはできると思っているのだが、ここには一つ条件がある。 時間をかけても良いということだ。 いきなり、複数件の物件を確実にかつ迅速にこなすのは無理があるのは間違いない。 しかし、1件1件じっくりやれる環境にあるならば、可能だと思っている。 そもそも、誰しもが未経験からスタートするのだ。 わたしも一つの会社にしか経験はないが、経験した職種は多い方だと思う。 それでも、どの職種でも半年もすればある程度は業務を覚えて、こなしていけてた。 これが、個人経営の不動産業で通じるかどうかはわからないが、可能性はゼロではないはずだ。
とはいえ、経験があるに越したことはないので、どこかに修行するか、教えていただく方と提携するか、いろいろな選択肢を模索している。 ところが、これがなかなか苦戦している。 思わぬところにいろいろな落とし穴があるものだ。