開業奮闘日誌

(16) 会社登記手続き

  結局、会社形態は株式会社にて設立することにした。 理由はそんなに難しくなく、今回お世話になっている司法書士の先生のアドバイスだった。 まぁ、簡単に言えば対外的な信用のためということなのだが、不動産のような業種ではその辺は重要らしい。 わたしは業界のことに関しては全くの素人なので、こういうアドバイスは素直にプロの言うことに従ったほうが良いと判断した。 

 そうなると、会社を登記することになるのだが、会社を登記するとなると決めなければならないことがいっぱい出てくる。 まず、会社名だが、これひとつとっても英字、かたかな、漢字のどれにするか、”株式会社”を前にするか後にするかなど、迷いどころはいっぱいある。 一度決めたら変えられないものではないが、手間と費用がかかることを考えると慎重にならざるをえない。 会社の登記は自分でもできるらしいが、そのことも勘案して司法書士事務所のお世話になった。 実際にいろいろと親身に相談に乗っていただいて、助かっている。 

 話を戻すと、会社名が決まると会社の目的、いわゆる定款と言うやつをさだめなければならない。 大きな柱は不動産業一般とFPを含むコンサルティング業なので、それは問題ないが、他にもいろいろとやろうと思っていることがあるので、それらを含めるかどうするかは考えなければならないポイントだ。 ただ、今回はここは考えていることをすべてあげると膨大なものになりそうなので、この2本柱のみで定めようと思っている。

 このほかにも、発起人はどうするか、役員はどうする、決算月は?などいろいろあるが、基本は事務所の提案してくれるものにしようと思っている。 またこの辺は機会があればどのように考えたかはご紹介していきたいと思っている。 とにかく、何もないところから少しづつ形が見えてくるのは大変だが、ワクワクもする。 そうそう、一つ大事なことは決めた。 創立記念日は自分の誕生日にしようと思っている。 可能ならばだが。