早期退職への道

(34) 雇用保険の終了

 150日の雇用保険が終了した。 いわゆる失業保険等というやつである。 約5ヶ月にわたって生活に困らない十分な額を支給されるのは大変ありがたいが、よくよく考えれば自分が会社員時代に払ってきた保険料から支払われていることに気づく。 雇用保険は自主退職の場合は発給までに時間がかかったり、期間中の所得に関してはいろいろと制限がつく。 もちろん、雇用確保のための制度なので当たり前なのだが、一番不思議だったのは個人で会社を立ち上げると給付が止まってしまうということだった。 会社を立ち上げてすぐに収益が上がれば良いが、通常はそんなにうまくいかない。 しばらくは収益があるどころか、持ち出しが多いことが普通だ。 しかし、会社設立したということで、雇用保険が止まってしまう。 これは、これから起業に挑戦しようとしている人を応援しているとは言い難い。 せめて売り上げがある程度上がった時点で休止するようにならないかと思うが、どうだろう。 こう言った制度はよくできているとは思うが、基本的に会社に正社員として就職することを前提として作られていうものが多い。 これはもう時代にあっていないと思う。 
 雇用保険が終わって、金銭的には残念ではあるが、一つ縛りから解放された感じがする。