ずっと考えてきましたが、いくら考えても迷いどころは消えては生まれるを繰り返し、なかなか先へ進めなかったのですが、このまま、考えても遅くなるばかりと思い、やりながら改良していくことをよしとして、街の見える化をやりたいと思います。 この”街の見える化”というのはそのエリアがどんな雰囲気なのかを数値化することです。 決してそもそも、データ化できるような人口だとか、コンビニの数だとか、学校の数、平均所得とかを一覧にするものではありません。 それよりももっと抽象的なものをあえて数値化することをやってみたいとずっと思っていたのです。 というのも、たとえば自分が物件を探すときにある程度の住む街のエリアを想定すると思うのですが、そのときにここの人口密度はいくらとか、コンビニの数がいくつとかは二の次で、それよりも静かなところなのかとか、お洒落な雰囲気があるかとかそいういうのを優先して考えていると思ったからです。 もちろん、これはある意味無謀な試みで、数値化できないということは評価する人によってその数値もばらつくことになるから、正確には数値化できるはずがありません。 わたしがこのエリアは静かで、だけど人情味溢れる街だと思っても、お客様がそう思うかは別です。 ただし、そいう雰囲気の街の”候補”として明示できることは決して無駄なことだとは思いません。 だから、独断と偏見になるのは覚悟でやってみようと思いました。
次に問題になるのが、指標となる項目選びです。 これが厄介です。 今でもこれで大丈夫という自信はないし、この指標選びが決まらなくてなかなかやれなかったのですが、まぁ、いくら考えても正解は見つけられそうにないので、やりながら変更を覚悟でスタートさせたいと思います。この指標で気をつけたのが、”良いー悪い”という評価基準にせず、”新しいー古い”のように対比する特徴で数値化することです。 それこそ新しい街が良いのか悪いのかは一人一人の価値観で変わるので、良し悪しはお客様が判断すれば良いことであって、わたしからは街の性質を見える化すれば良いはずです。 ということで、選んだ指標が下記の通りになります。
・閑静ー賑やか
・ハイソー庶民的
・都会的ー自然豊か
・オシャレ・流行ー伝統・歴史的
・文化・アカデミックー実用・機能的
次に拘ったのは、エリア選定です。 普通に考えれば町名、もう少し細かく町目ということになるのでしょうが、自分の住んでいるエリアでも同じ町内でも全く住環境の異なるエリアは存在するものです。 だから、あくまでも現状の目視重視で、番地単位で独自にエリアを区切ることにしました。 ですから、一つのエリアが2区をまたがる場合も存在することにになります。 もう一つ戦略的にはこの辺が、いわゆる有名ポータルサイトの検索機能との差別化になるかと思っています。
こうやって、選定されたエリアを指標ごとに数値化して、いずれは都心部のどこに希望する街並みがあるのかがわかるようなものにしていきたいと思います。 まぁ、自分の商売に役に立たなくとも、何かの参考になるのではと思ってます。 それにしても、まだ指標は迷っていて、決めかねる。。 まだ、変わるかもしれません。。 とはいえ、近日中にまずは面影橋周辺の豊島区高田エリアをやってみたいと思います。 お楽しみに。。
