開業奮闘日誌

(12) 信用金庫との打ち合わせ

 先日、信用金庫で開業についての打ち合わせをした。 とはいえ、まだ具体的なものではなく、考えているコンセプトをお話しして、開業に向けてのアドバイスをいただくというものだ。 個人事業をするときは地元の信用金庫とのお付き合いは欠かせないとよく言われていたので、一度はお話を聞いてみたかったのだ。 地元の信用金庫のホームページを調べると創業を支援してくれる部署があり、思い切ってそこに連絡をしてみた。 雲も掴むような話だったが、非常に親身になって相談に乗っていただいた。 もっと前から、コンタクトを取ってみようと思っていたが、FPの試験勉強とかを言い訳に先延ばししてきたのだが、これからは自分が動かなければなにも動かないと言い聞かせて、電話をしてみたのだった。 結果はこちらの心配をよそに、快く受け入れてくれて大変心強かった。 

 会の内容は、こちらから現在考えているコンセプトそして、メインターゲットなどを説明し、それについてざっくばらんに意見を頂いたのだが、やはりいろいろな、個人事業をみてきているのか、とても具体的で参考になるお話が聞けた。 その中でも印象的だったのが、考えている方向性は独自性もあっておもしろいものの、表面上はどの不動産屋も同じようなことをやるというはずで、その時にどうやって本気でそれを取り組んでいるのかを顧客に知らせるのかというものだった。 確かに、お客様の立場に立って、親身に対応するという不動産屋はゴマンとあれど、実際はビジネス優先のところも多い。 たとえ、本当に親身に対応する体制を整えても、看板だけのところとどう差別化して、訴えていくのかはなかなか難しい。 具体的かつ、重要な宿題を頂いた。

 今後も、事業計画を進めていく上で、ご相談にのっていただけるということで、本当に行って良かったと思った。 少しづつでもコマを進めるのは大事なことなんだと改めて認識した。