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Location, Location, Location

 住まいの基準とは、何を考えるのだろうか? まず、場所が重要であることは間違いないとおもいます。 米国の不動産の勉強していた時に教わったが、不動産で重要なのは “Location, Location, Location” つまり、一に場所で二に場所で三四がなくて五に場所というところでしょうか。 不動産における場所は唯一無にで同じものが一つとして存在しないが故の格言です。 では、その場所はなにが重要なのだろうか、それを今回はそれを考察してみたいと思います。

 まずは、利便性つまり駅からの距離だとか、主要道路へのアクセスや主要ポイントへの距離などが挙げられます。 これは分かりやすいと思います。 次に考えられるのは周りの環境でしょうか、たとえば閑静な住宅街だとか、賑やかな商業地とかのことです。 あとは街の歴史なんかはどうでしょう? 古くからある下町だったり、再開発が進んだタワマン地区だったりのことです。 それから庶民的な街や高級住宅街だったりの居住者属性に関わるものだったりします。 もっと考えれば、戸建ての多いエリアなのか、アパートマンションなどが多いエリアなのか、単身者が多い街なのか、ファミリーが多いところなのかなど、数え上げるとキリがありません。 そして、おそらくひとそれぞれ望んでいる住環境はことなるはずで、それらを考慮して住むべき場所を選んでいくのだと思います。 皆さんはそれをどうやって判断しているのでしょうか? もちろん、行ってみるのが一番ですが、広い都内でベストなエリアを見つけ出すのは極めて困難です。 

 ある住所がわかって、その場所がどういった住環境なのかを調べることは可能です。 しかし、賑やかでしかもファミリーが多い街を東京の中で検索するのは、いわゆる不動産のポータルサイトの検索機能では不十分です。 ネットのポータルサイトでできるはな、価格と最寄駅と駅からの徒歩分数、そして住居のスペックですが、実は価格以外はどれも個別の住居の”場所”によったりするものです。ですから、こういう尺度だけでなく、エリアの環境を検索機能に取り込んで、うまくご紹介できないものかと考えています。 とりあえず、身近なところからこういう尺度をデータ化して少しづつエリアを広げていければ良いかなと思っています。 もし、調べて欲しいエリアがあればコメントいただければ優先して調べてみます。