開業奮闘日誌

(10)5月病?

会社を退職して2ヶ月を超えたが、特に募集とか広告などしていなくても、不思議と不動産やライフプランなどのご相談をいただくことが増えてきた。 プロ向けの案件も入れれば全部で5件あって、自分でも驚きだ。 個人の名刺には、勝手に”ライフコンサルタント”というどうとでも取れる肩書を勝手に書いておいたのだが、実際にその通りになってきたから本当に不思議だ。 何かの本で、自分の肩書を勝手につけることはとても重要で、どうせなら”スーパーライフコンサルタント”とか”ウルトラライフコンサルタント”とか目指すようなものをつければ良いと書いてあったが、そんな効果は信じていなかった。 しかし、今思い返せば、そんなに的外れでもないような気もするので、今度名刺を作るときにはもう一捻りの肩書を追加しようと思う。 

 そんな感じで、やりたいこともいろいろあって、予想外に忙しくなり、幸せな限りだが、最近ふとネガティブな気持ちになることもある。 こんな活動をしていても、徒労に終わるのではとか、うまくいかないのではとか、考えてしまうことがあるのである。 そんな時は、なんだかやる気も失せて、そして思考がネガティブ思考になり、さらに悪いことを考えてしまうという悪いスパイラルに落ちてしまう。 どうやら、近頃、骨折やらぎっくり腰とかで、体の調子が思い通りにならないことも多かったのも原因かもしれない。 ひょっとしたら、これが5月病かと思い、調べてみると当てはまるような当てはまらないような症状がいろいろ書いてある。 まぁ、今回は人生の中でも数えるほどの大きな環境変化なのだから、仕方ないのかもしれない。 そんな時は、何も考えず自転車をいじったり、ギターを弾いたりして気ままに過ごすことにしている。 そんなこともできるのも、フリーの特権だ。 

 これからは、開業に向けたスキルアップを進めていきたいと思っている。 まずは、街を知ること、そして、契約のシミュレーションなどをこなすことだ。 最近は街の不動産屋でバイトすることも悪くなかなぁと思い始めている。 こういう記事を書いているとまた、エネルギーがみなぎってくるような気がする。 行動が思考を変えていくし、思考が行動を変えていく。 どちらか一方では人間は成長しないのかもしれない。