闘病記(骨盤&肘骨折)

(31) 術後3ヶ月

 事故から約3ヶ月たった。 日常生活ではほぼ怪我があったことを忘れているが、右腕を伸ばした時にわずかに痛みがあるときにそのことを思い出す。 先日、1ヶ月ぶりに診察を受けたが、レントゲンで見るとまだその痕跡はよくわかる。 骨はくっついてだんだん傷跡がわからなくなるのかと思っていたが、離れた骨は完全にくっつくというよりも、少しの隙間に骨が再生されるのが正しいようだ。 割れ目の縁がレントゲンで白く見えるとその隙間も徐々に白っぽくなってきて、それが骨の他の部分と同じようになると、ほぼ回復と言えるのだそうだ。 そういう意味では、日常的になにも症状は出ないが、レントゲンではまだその痕跡がはっきりとわかるので、完治という状況ではないようだ。

 写真で見る黒い溝が亀裂の痕跡で、だんだん白っぽくなってきているのがわかる。 まだ、伸ばしたときに痛みがあるのはそのためかもしれない。 この金属は抜かなくても良いっとのことだは、写真で見る釘の頭のようなところをぶつけると、痛い。 机に肘をつくとちょうどこの釘の頭とがあたって、痛いのだ。 これは日常生活に困らないと言い切れないので、基本的には抜くことを考えている。 医師からは金属を取るのは最短で6ヶ月後とのこと。 事故が2月頭なので、8月頭が最速だ。 8月の回復具合で見極めてもらうことになる。 あともう一息だ。