開業奮闘日誌

(8) お客様第一号!

 先日、不動産を含む将来設計についてのご相談をいただいた。 このブログを読んで、聞いてみようと思っていただいたようだ。 なにか心の響くものがあったのだろうか、そう考えると、こうやって一生懸命ブログを書き綴っている甲斐があったと思い、とても嬉しい。

 早速、オンライン会議でいろいろと、不動産を検討されている背景含め、お話を伺うことができた。 もちろん、詳細は守秘義務があるのでここでは書けないが、普通ではお話しいただくことも躊躇するようなこともお話しいただき、こちらの身も引き締まる思いだ。 特に希望のエリアは持っていらっしゃらないようで、ライフスタイルや将来設計の中で一つの解となるような提案をご希望されていると理解した。 これはまさに ”あなたのいるべき場所を見つけます” というコンセプトにぴったりの案件だ。 何度かお話を積み重ねて、少しでも役に立つご提案をできればと思う。

 漠然として、形の見えない何かを目指して彷徨い始めた私をみて、プライベートを晒してまでも、きっかけを与えようとしていただいたお客様の寛容さには敬服するばかりだ。 きちんとした結果を返していくことがそれに報いる唯一の方法だろう。  

 嬉々として相談含め妻に話をしたら、相談に乗ることが好きなのねと言われた。(妻は不動産関係のライターをしていたて、昨年宅地建物取引士をとった) あぁ、そうなんだ、実は意図せず好きなことを始めたのだと自覚した。 仕事は自分で選ぶこともあるが、最終的には人から渇望されていることが仕事になる。 それが自分の好きなことであることが理想であるはず。 いろんなことをやってみるが、最終的に残るものは顧客が選ぶものになるだろう。 やることを好きなものに限定すれば、おのずと好きなものを仕事にできるはずだ。 あくまでも趣味の範疇になるが、幸先のいい一歩だと思う。

写真:Gerd AltmannによるPixabayからの画像