Topic

AIの本質とは??


AI 人工知能が騒がれて久しい。 なんでも3回目のブームなのだそうだ。 今回は本物なのだろうか? 正直、わたしにはAIに関しての技術的ことに関して全くの素人なので、その真偽はわからないが、AIって結局何だということをちょっと考察してみました。

 AIといっても、何かのデータをインプットして、それを処理してアウトプットすることには違いはないはずである。 過去の将棋の棋譜を入力して、最善の次の一手を出力するようにだ。 ただ、AIが今までの単なるプログラムと違うのは、その処理の方法であって、きちんとロジックを組み立てたプログラムで決まった回答をするのではなく、まるで、”脳”で考えたように回答を導き出すのが大きな違いと思っている。 って、考えると、これを使う人間からすれば、AIだろうが、オーソドックスなプログラムだろうと、出てくる結果が同じで同じ速度で出力されれば、どちらであっても関係ないことになる。 (あってます?この考え?) ましてや、AIはたまに間違った答えを出すこともあるそうで、そう考えるときちんとロジックを組み立てたプログラムに正確性で劣るということにもなってしまう。 ということは、AIのメリットって何かといえば、ユーザーというよりも開発者のメリットが大きいということにならないだろうか?  複雑なロジックを組み立てて、コーディングするよりも、大量のデータを読み込ませて、勝手に出力できるAIを作った方が早く開発できる。 だから、開発者は盛り上がるのだけど、どこかユーザー盛り上がらない原因かもしない。

 単にAIにしましたではメリットは出ないのは、開発者目線でのメリットのみだからで、ユーザーに受け入れられるためには、ロジックで組み立てられないような複雑な処理をさせたり、開発スピードとコストにメリットを得られないと難しいのではないだろうか? 現在は後者のメリットが強調されていると思うが、これでは有限のコストダウンのメリットは出せても、無限大の付加価値を生むことはできない。 AIが本物になるのは、どうやってもロジックで組み立てられないようなもので、付加価値を生まないとより大きな産業に発展しないと思うがどうだろうか? でも、そんな複雑な処理を人間が認められるかは私にはわからない。 多分無理だろうなぁ。。 これがAIがなかなか本物にならない理由かもしれない。

写真:Gerd AltmannによるPixabayからの画像