早稲田大学をやったからには慶應義塾大学もやらねばならないですよね。
さて、慶應義塾大学。 早稲田と違ってちょっと事情が複雑です。 というのも文系であれば日吉と三田と通学する場所が学年によって変わると言うこと。 普通で考えれば、どちらも交通の便がよいところと考えるが、そうするとどっちつかずになる。 より多くの時間と近いことのメリットをよく考えて検討しなければならない。 ただし、本来はその学年ごとに引っ越しをすれば良いのだが、引っ越し費用や礼金などのことを考えると現実的ではない。 まずは、学校の制度から確認したいと思う。
文学部以外の文系の学部の慶大生は1,2年を日吉に通学し、3,4 年を三田に通う。 文学部と医学部の慶大生は1年のみ日吉でそれ以降は文学部が三田で医学部が信濃町になる。 理系や基本ずっと日吉。(3,4年は矢上校舎というところだが、日吉のエリア内) ということで、今回の想定は1,2年日吉、そして3,4年三田という設定で考えてみたい。 次にこの日吉と三田のバランスだが、ネットで時間割などを見ると1,2年の方が3,4年よりも授業が多い気がするが、とはいえ、ゼミだとか校外活動が都心に行われることが多いことを考慮すると、どちらかといえば、三田を重視した方が良いかもしれない。 就職も都心部でする可能性が高いことから、3:7で三田キャンパス重視と仮設定してみる。
日吉キャンパスはほぼ東急の日吉駅の一択となるが、三田キャンパスはそう簡単ではない。 最寄りの駅は地下鉄の三田駅もしくはJR山手線の田町となる。 実は地下鉄の三田駅には2路線が乗り入れていて、一つは都営三田線でもう一つが都営浅草線である。 このうち都営三田線は東急目黒線に直通乗り入れをしているため、都営三田線ー都旧目黒線のラインであれば、どちらも乗り換えなしでいける。 普通に考えればこの路線がベストということになるので、この沿線で最もコスパの良い駅を考えてみたいと思う。
今回も1時間¥1000相当、平均家賃、定期代を合計して居住コストを算出した。
結果をみてみると
1位:日吉 ¥84,900
2位:三田 ¥86,500
3位:元住吉 ¥87,700
4位:多摩川 ¥89,300
5位:新丸子 ¥90,100
想像通り日吉そして次に三田に住むのが合理的と出ました。 が、早稲田の時と同様に最寄駅は溜まり場になりやすく、ON/OFFの切り替えがしにくいことを考えると、「元住吉」がもっとも時間効率の高い駅という結果になった。
元住吉は商店街も充実したとても住みやすい街で、慶大生にも人気の街です。 お勧めできる街なんですが、これといったインパクトもないのも事実。 結果としては納得できるものですが、正直面白くありません。 なので、ちょっと変わった提案をさせてください。 4位の”多摩川”です。
多摩川という駅はあまり馴染みはないかもしれないが、実は交通の要所で、池袋、新宿、渋谷、横浜、大手町、蒲田(羽田に便利)に乗り換えなしで行ける貴重な場所です。 名前にあるように近くに多摩川が流れているので、散歩場所にもこと欠きません。 また、元住吉と違って、東京都なんです。 元住吉は神奈川県ですから。 ただし、多摩川に近いこともあって、水害エリアはチェックしておいた方が良いです。 でも、賃貸なら2階以上であれば、浸水の心配はないので、そんなに気にする必要はないかもしれません。 ちなみに、住所にはほぼ間違いなく”田園調布”という4文字がついてきます。
いかがだったでしょうか? 結果は順当で、元住吉となりました。しかし、番外編で”多摩川”を推してみました。 もちろんこれは、時間効率しか検討していないので、他に重要視するものがある場合は全く別の結果になることはご承知おきください。 多摩川駅近くの多摩川のサイクリングロード、いい雰囲気でわたしは好きだなぁ。。。