車の運転ができるようになったので、事故直後に警察から言われていた、事故の自転車の写真と事故の場所を示す地図を持って警察署にいってきた。 病院のベッドで周りの人に聞かれながら、事故の状況を説明したときに残っていた宿題だ。 警察について、当時の担当の方の名前をいって、しばらく待つと別の担当者がやってきて、当時の担当は別の署へ転属となったとこと。 こちらからすれば、別に誰でも良いのでそうですかと答えたが、どうやら事故の記録がないらしい。 初めから事故登録するとのことで、いろいろ聞かれるし、身分証明書を見せろだの、自転車の登録番号を教えろだの、なんだか自転車泥棒の容疑がかけられているみたいだった。 防犯登録はつけていないし、フレームのナンバーはオーダーフレームなので通常のようなものではない。 ただ、そういった答えは彼らのルーチンから外れるので、処理が前にすすまないようだった。 場合によっては自転車を見にいくということだったので、自転車屋の連絡先を教えた。 そして、わざわざ持って来た、写真と地図はいらないとのことで、なんのために来たのかよくわからずじまい。 大変後味の悪い訪問となった。 そもそも、ちゃんと引き継いでいないのがいけないわけで、その辺の状況を理解していないようで、なんとも言えない虚無感で警察を後にした。
写真:Alexas_FotosによるPixabayからの画像