闘病記(好酸球性副鼻腔炎)

(3) 好酸球性副鼻腔炎 術後翌日

2021/11/2 火曜日 手術2日目

 朝になるに従って、体調も改善し、若干のモヤモヤ感はあるものの、だいぶマシになった。 少ない量の朝食を出されたが、それでも全部食べきれない。 そのあと、ビタミン剤と抗生剤をいれた点滴を1時間ほど受けて、医師の状態チェックを受ける。 そのときに、鼻の中に詰めてあったもの多少取り除くので、モヤモヤ感は治る。その後薬剤師から今後の投薬の説明を受ける。 その後はいよいよ退院だ。 会計を済ませて退院するが、とても電車で揺られる気分ではなかったので、贅沢にもタクシーで帰宅する。 7千円超は人生の最長期間か? タクシーの運転手からはコロナ禍で暇だったので助かったと、素直に感謝され良かったと思った。 家に帰ってからも微熱は続くが、特に痛みはない。 まだ鼻からの出血は続き、もちろん詰まったまま。 ただしあきらかに出血から黄色い鼻水のようなものへと成分が変化してきた。 お昼には自宅に着いたので、コンビニで買った菓子パンとおにぎりを食べる。 意外にも食欲はある。 食後から決められた薬をのみ、その後に鼻洗浄を実施する。ただし、通常の洗浄のように片方の穴から別の穴に抜けて水は流れず、片鼻だけの洗浄となるので、スッキリ感はない。この鼻洗浄は重要らしく、水道水ではなくペットボトルの水で、専用の塩を使って行う。これで内部の状態を清潔に保つのと、奥に詰めた物を少しづつ溶かして排出する目的もあるそうだ。 もっとも、2日目ではそのようなものが排出される気配は全くない。部屋でゴロゴロしてすごすがなにかに集中できない。 この文章もまだ書くことができずにいた。 夕ご飯も軽めに済ませ。お風呂はまだ入れないので、そのまま就寝。 今日は2時間おきの脱脂綿の交換で済んだようだ。 ただし、口呼吸しかできないので、口の中が乾かないようにマスクをつけて寝るのだが、それでもカラカラになり、喉が痛い。 ベッドサイドに水分は必需品だと思った。