闘病記(好酸球性副鼻腔炎)

(2) 好酸球性副鼻腔炎 手術当日

2021/11/1 月曜日

当日は朝の9時前に病院に行くことになる。 手術は1日に3回行われるらしく、私はトップバッターというわけだ。 執刀の先生からの挨拶があり、PCR検査のため、鼻に綿棒を入れれれる。 手術は当日帰宅も可能だが、通常は一泊するため、今日の病室に案内された。 ちなみに個室だ。 個室で手術着に着替えて、PCRの検査結果を待つあいだに、鼻毛を切れとシェーバーを渡される。 これがいくらやっても取りきれない。このくらいでどうかと看護婦さんに見せたら足らないということで、あとはやってもらうことにした。しばらくするとPCRの結果が知らされ、陰性だと知る。 そのあと、脱水を防ぐための点滴を受ける。 この点滴のための針はこのあともずっと腕に刺さったままだ。 そしていよいよ手術室へ入るのだが、全身麻酔なので、ここから先の記憶はない。目が覚めたのは病室のベッドだった。 直後は大きな痛みはなかったが、なんとなく鼻のあたりがもやもやした感じでやりきれない。 でも痛いよりはマシかな。鼻には脱脂綿が詰めてあり、出血がたまると交換するとのことで、丸い脱脂綿を渡される。 しかし、なぜか直後は出血がなく綺麗なまま。 もちろん鼻は詰まったままなので、鼻通りはない。 そんなに体調も悪くないので、テレビなどを見て過ごす。手術は10時くらいから始まったと思うが、昼前には終わっていたのではないだろうか? 14時くらいには飲み物が少し飲めるようになり、リンゴジュースをいただく。 夕方まではモヤモヤ感は消えないが、痛みもさほどなく、順調に見えた。 その後、本日初めての食事の夕食が出る。 夕食はデパートで売っているようなお弁当で多分味も良い。 といういかわからない。 でも食欲は湧かず、1/3は残してしまった。 ここで痛み止の薬を飲むが、痛みが徐々に出てきて、薬が効くまでのこの時間が一番辛かったかもしれない。 食後からは出血も出てきて、1時間おきに脱脂綿を交換することになる。 これは一晩中続くので、正直ぐっすり眠れることはない。 なんとなく熱っぽく妻に買ってきてもらった”冷えピタ”が気持ちいい。 病院から借りたアイスノンとともに冷却は痛みを和らげるのに有効だった。 それでも、1時間ごと眠ることはできたので、トータルの睡眠時間は確保できたのではないかと思う。 夜中には痛みはほとんどなくなったが、微熱があるようで、体がだるい。 この状況で日帰りは正直無理だと悟った。

写真:marionbrunによるPixabayからの画像