判断材料がだいぶ増えてきた。 ここで、もう一つ追加したいと思う。 それはやらないことリストだ。 将来に向けて“やりたいこと“を書き出すというのは色々な書物でいわれていることだが、“やらないこと“(やりたくないこと)を書き出すというのは珍しい。 これは「非常識な成功法則」という神田昌典氏が書いた本にあったのだが、やりたいことを明確にするためにやりたくないことを書くと良いと書いてあったのだ。 試しにやってみると、とても興味深い結果になった。 やってみたいことてどちらかというと抽象的なことが多い。例えば、お金持ちになりたい、とか有名になりたいとか。 たいていの場合これをできるだけ具体的に書くことを推奨されるが、なかなかそれも難しい。 ところが、やりたくないことは細かすぎるほど具体的に書けることに気づいた。 例えば、XXさんと一緒に商談にいきたくないとか、期末の実績報告資料を作るのが面倒とか、つまり、やりたくないことは実際にやっていることの中から見つけられることが多いのが特徴と気づく。 つまり、現状やりたくないことが多いということになる。 ちなみに私が書き出したものの一部をあげると、「意味を見いだせない仕事」「儲からない仕事」「内部調整」「断れない仕事」とかである。 実際はここで書けないほど具体的なものもあったが、共通するのはどれも、今の会社でやっていること、が多いことに気づいた。
誤解のないように言っておくが、会社の仕事がやりたくないことだらけではない。 ただ、やりたくないことのほとんどは会社の仕事の中にあったとういことだ。