仕事って何かと言うことを考えてみた。 私は単純に対価としてお金をいただくことと思っている。 よく、新規事業を考えるときに、儲けのことばかり気にしてはいけないというが、それは儲けのことをもっと深く真剣に考えていないからだと思っている。 他人が自分のやったことをどうやって評価するかというと、感謝の言葉を言ってくれたとか、企業で言えばアンケートで高評価を得ただとか、SNSではイイねが貰えたとかあるけれど、どれも結構いい加減で、曖昧なものが多い。 もっとも、真剣に精度高く評価を測る方法が、お金を払うという行為ではないかと思う。 もちろん、それが全てと言うつもりはない。 しかし、お金を支払うということ以上に高い精度で評価を測定する方法が見当たらないということだ。 それは自分に当てはめてみればよくわかる。 アンケートやイイねは軽い気持ちで評価できるけど、実際に購入するって行為は真剣に考えるよね? そういうことです。 つまり、お金を稼ぐという行為はどれだけ他人のために役に立ったかと言うことの、もっとも正確なバロメーターとなるということだ。 仕事を続けるということは、社会にたいして自分というものが少しでも力になれていることの明かしとも言える。 だからこそ、生きている限りは仕事がしたいと思っている。 仕事でなくても、ボランティア活動でも良いのではと思うかもしれない。 もちろんそれでもいい。 ただ、人からお金をいただくという行為は何よりも貴い評価だ。 だからこそ一生仕事をしていきたいと思っている。
一生仕事をするためには、いつかは会社を辞めなければならない。 60歳かもしれないし、65歳かもしれないし、今かもしれない。 これも重要な検討項目の一つだ。
写真:Gerd AltmannによるPixabayからの画像